最新版のChromeでは、crxファイルからインストールしたものを動かなくされてしまいます

それの対策です

セキュリティがどうこうらしいですが、それで使う側を不便にするのはやめてほしいです

もう配布されていないcrxファイルやcrxのみ配布のところだって多いのに全部Chromeのストアに置けなんて勝手にも程があります

この方針が決まってからGoogleグループで、「一般に公開せず送った相手にだけ使わせたい拡張機能がある」「社内だけで使いたい」など色々反論出ていたのに結局それへの対応を答えずにとうとう強制的に無効化までされました

最近のGoogleは何かと改悪だらけです
小さな会社ではなく、多くの人が影響を受けるのだからみんな納得する形にして欲しいです
デフォが無効化だとしても設定でcrx許可の項目1つ入れるだけで問題なくなるのにどうしてなんですかね!




で、対策方法についてです

今回の無効化はcrxファイルからインストールしたものです
「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む」を使ったものは影響受けません
パッケージ化していないのは主に開発者がテストするためなので、ここまで無効化されたらちょっと変更してテストをするたびにストアにアップロードして再インストールとなるのでかなり面倒になります
なのでパッケージ化してないのを読み込む方法は安全なはずです

ということで、無効化されたのを有効にしたい場合は、パッケージ化してない状態で読みこめばOKです

手順

1. 拡張機能の管理ページを出します
  「chrome://extensions」とオムニボックス(URL書いてるところ)に打ちます

2. デベロッパーモードをONにします
  右上にあるチェックボックスにチェックを入れます

3. 使えなくなった拡張機能のIDを確認します

extpage

4. 拡張機能のデータをコピーします
  拡張機能は "Chromeのユーザフォルダ/Default/Extensions" にあります
  この中から3.で確認したIDのフォルダを開くとバージョンごとにフォルダがあります
  一番数字が大きいフォルダが一番新しいので、それを適当に新しく作ったフォルダにコピーします
  このコピー先のフォルダは移動や削除してはいけないのでデスクトップとかじゃなくてあまり触らない場所に作ると良いです

  Chromeのユーザフォルダの場所は以下のとおりです(●●●はユーザ名)
  XP: C:\Documents and Settings\●●●\Local Settings\Application Data\Google\Chrome\User Data\
  Vista以降: C:\Users\●●●\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\
  Mac: ~/Library/Application Support/Google/Chrome/
  Linux: ~/.config/google-chrome/

5. フォルダ名がバージョンの数字になってるのでわかりやすく拡張機能の名前に変えておきます

6. 拡張機能の管理ページで「パッケージ化されていない拡張機能を読み込む...」を押して5.で名前を変えたフォルダを指定します

これでパッケージ化されていない拡張機能として読み込めました
しかし、これだけでは拡張機能のデータが引き継がれません
なので、ここからはデータの移行です
何かを保存するような拡張機能出ない場合は、10.に行ってください

7. "Chromeのユーザフォルダ/Default/Local Storage" を開きます
  ここにローカルストレージのデータが保存されています

8. 3.で確認したIDがついたファイルの名前を6.でインストールした方のIDに変更します
  6.の方のIDのファイルが存在する場合は消します
  例) 使えなくなったIDがabcdeで新しくインストールしたIDがvwxyzの場合
   chrome-extension_abcde_0.localstorage
   ↓
   chrome-extension_vwxyz_0.localstorage
   すでにchrome-extension_vwxyz_0.localstorageがあったらそっちを削除してから名前を変更
  
  拡張子(ファイル名の「.」の後ろ)が「localstorage」と「localstorage-journal」の2つあるので両方とも名前を変更します

9. IndexedDBを使っていた場合はLocalStorage同様に名前を変えます
  IndexedDBのフォルダは "Chromeのユーザフォルダ/Default/IndexedDB" です
  ほとんどの拡張機能はLocalStorageのみなので3.で確認したIDがついたフォルダがなければする必要はありません

10. 使えなくなった、crxファイルでインストールした方(3.で確認したIDの方)の拡張機能を削除します
  拡張機能の管理画面で該当する拡張機能の右側のゴミ箱マークが削除ボタンです
  大丈夫だとは思いますが、削除する前に今までと同様に拡張機能が動いてるかチェックしておいたほうがいいかもです


以上です
文にすると長いですが実際やってみるとすぐです
迷うとすれば 拡張機能を保存するフォルダをどこにつくろうかな くらいです


crxファイルをこれからインストールする場合

方法1
crxファイルのインストールは今でもできます
インストールしても使えませんがインストール自体はできます

なので、インストール後に上の手順をすれば使えるようになります

方法2
今後crxファイルの直接インストールすら禁止されるかもしれませんし、わざわざインストールして中身取り出して無効にされた方を削除というのはめんどうです
なのでちょっと楽にする方法です

Zipの解凍ソフトが必要です
Windows標準のじゃダメなのでWinRARとかいります

1. crxファイルの拡張子をzipにします
  ファイル名の最後の「.crx」を「.zip」に変更します
  最後が「.crx」じゃない場合は「拡張子表示」などでググってください

2. zipファイルを解凍します
  windows標準だとエラーになるようにされてるみたいなので解凍ソフトを使ってください
  どれだと問題ないのか全部把握してませんが、私はWinRARを使っていて問題なく解凍できました

3. 本編の4.を行います
  zipの解凍で出てきたフォルダが拡張機能のフォルダなのでこれを4.の通りコピーします(移動で良いです)

4. 本編の5.6.を行います
  5.はcrxファイルと同じ名前で問題なければやらなくてもいいです
  新しくインストールなので前のデータを移行するための7.9.はしません
  また、crxファイルをインストールしていないので10.も必要ないです


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*追記*

ChromiumやComodo DragonなどGoogle Chrome以外のChrome系ブラウザは今のところcrxを使えなくするようにされていませんでした

ストア外のcrxを使えなくするのが、GoogleがChromiumに追加するGoogle独自の機能の1つという扱いならChrome系の他のブラウザに移行するのも手 かもです
Google Chromeだとデベロッパーモードの拡張機能でも起動時の一回は無効にしろーって警告出ますが、Chromiumとかだとそれもでませんでした

ついでなのでChrome系ブラウザを簡単に紹介!

・Chromium
 Chrome系ブラウザの元
 これにGoogleが自分のサーバに情報おくる機能やPDFビュワーとかコーデック入れたのがGoogle Chrome…だったはず

・Comodo Dragon
 セキュリティの会社が作ってるから安全なイメージ
 Googleサーバへの情報配信機能は入ってません
 広告カットなど便利な拡張機能がデフォルトで入ってます
 ComodoのDNSサーバが使えます
 Ironはマイナーアップデートは対応しないらしいけどDragonはセキュリティ重視だからマイナーアップデートも更新するみたい(Wikiかどこかで見た)

・SRware Iron
 他のと同様Googleへのデータ送信を行いません
 他に特にいい部分は知りません
 コレ使うならDragonでいいかなって思います(個人的な感想です)

・CoolNovo
 マウスジェスチャなどの便利な拡張機能が入ってるらしいです
 使ったことはないです
 開発は中国らしいです

私が知ってるのはこれくらいです
メインで使うなら有名ドコロのほうが良いと思うので、crxファイルでインストールする機会が多い人はこの辺りのブラウザに乗り換えてみては?
(将来的にこれらもcrxファイルが動かなくなっても私は責任持てませんのであしからず)