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Surface は Laptop モデルでも、昔ながらのノートパソコンと違ってバッテリーを簡単に交換できないです
バッテリーの寿命が実質そのパソコンの寿命みたいなものです
バッテリーが膨らんで画面が変形してきて完全に寿命を感じるまでだと、買ってから 5 年くらいはありました
ですが、 3 年目くらいからは最大充電してもすぐバッテリーがなくなるという状態でした
特に Pro4 は買ってしばらくは買ったのに使ってなかった期間も長かったのにです

有料サービスでの交換はできなくないようですが、手続きやデータを完全削除するなど手間が多く、何より値段が高いです
Pro4 でバッテリー交換はできないものかと調べたら、修理費用が 5 万近くという話もありました
探せば安いところもあるにはあるのですが、怪しげなところだったりで、信用できそうなところや公式となるとやはり高いです

今回の Laptop4 だと新品で買って 10 万ちょっとでした
新しいのを買う金額の半分もかかるなら、その他性能も上がってる新品を買います
なのでバッテリーが実質本体の寿命みたいなものです

バッテリー寿命を延ばすには

今度はできる限り長持ちさせたいので、方法を調べてみると・・・
バッテリー残量を何%から何%の間を維持するとか、ずっと充電器につないだままにしないとか

流石に面倒すぎです
常にバッテリー残量を見ながら充電ケーブルを抜き差しなんてしたくないです

最近のモバイル端末だと、バッテリー寿命を延ばすために最大充電を 80% や 90% にしたり、最大充電が終わったらある程度まで減らないと充電されないとかそういう機能があるようです
そんな自動でやってくれる機能がいいので、 Surface でもそういうのがないか調べてみたところ、こういう機能があるようです

https://support.microsoft.com/ja-jp/surface/surface-%E3%83%90%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8F%96%E3%82%8A%E6%89%B1%E3%81%84-9ccdfa7b-d074-f629-425c-1c090ac66bed

バッテリー スマート充電 – バッテリー スマート充電は、バッテリーの消耗を加速したり、拡張につながる可能性がある充電パターンや高温度の影響からバッテリーを保護するのに役立つ機能です。 バッテリー スマート充電は常にアクティブであり、デバイスが長時間接続されている、または温度が高い温度で使用されていることを検出した場合に、バッテリーの充電容量を制限するために自動的に動作します。 バッテリースマート充電は、バッテリーが 20% を下回って充電されると自動的に非アクティブ化されます。 詳細については 、「Surface でのスマート充電」を参照してください。

バッテリー制限モード - バッテリー制限モードは、デバイスを長い時間接続し続ける必要があるユーザーが使用できる機能です。 デバイスを長い時間差し込むと、バッテリーの寿命が途中で低下する可能性があります。 この機能を有効にすると、バッテリーの充電容量が 50% に制限され、経時変化のプロセスが遅く、バッテリーの寿命が長くなります。
この機能を有効または無効にする手順など、バッテリー制限モードの詳細については、バッテリー制限モードのサポート ページ を参照してください。

Battery Lifespan Saver - Battery Lifespan Saver は、高い温度または高い充電状態での一貫した繰り返しの使用による累積的な悪影響からバッテリーを保護するために設計された機能です。 この機能は、バッテリの状態を継続的に監視することで、バッテリ スマート充電を補完します。 これらの悪条件が検出された場合、バッテリ寿命節約機能は、充電電圧の永続的な低下を限定的に実装します。 これにより、バッテリ容量に対する永続的な損失が小さくても、バッテリの寿命が最大になります。そうしないと、バッテリーの消耗を加速したり、バッテリー容量を大幅に減らしたり、バッテリの拡張につながる状況を制限したりします。

バッテリースマート充電は自動で常にアクティブらしく、 Battery Lifespan Saver はバッテリースマート充電の機能を補完するものみたいです
バッテリー制限モードは手動で設定が必要らしいので、設定をしてみます

バッテリー制限モード

これは Windows の設定からできるものじゃなくて、 UEFI で設定するようです
設定方法の詳細はこのドキュメントに書かれてます
https://docs.microsoft.com/ja-jp/surface/battery-limit#enabling-battery-limit-in-surface-uefi-surface-pro-4-and-later

Surface で UEFI 画面を出す方法は、一旦シャットダウンしてからボリュームアップボタンを押しながら電源ボタンを押せばよいそうです
UEFI 画面を出せたら Enable Battery Limit Mode を有効に切り替えます

その後 Windows を起動すると、バッテリーが 50% 以上あったら、 50% を下回るまで充電されません
50% 未満なら充電されます
50% 程度を維持するのが一番長持ちさせれるようです

基本は充電器につないだままで、たまに短時間(1, 2 時間以下)充電器を外して使う程度なら 50% 充電でも困りません
ただ、外出時に持っていくときなどは最大限充電しておきたいです
そういうときにバッテリー制限モードをオフにしたいのですが、 UEFI 画面でしか変更できないので気軽に切り替えられないのが不便なところです

スマート充電

自動でやってくれるスマート充電の詳細説明は別のページにあります

https://support.microsoft.com/ja-jp/surface/surface-%E3%81%A7%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%88%E5%85%85%E9%9B%BB-dda48e48-950b-421c-a436-c48c55e158c4

デバイスが長時間接続されている、または温度が高いときに使用されていることを検出すると、常にアクティブであり、自動的にオンになります。

スマート充電がオンになっていると、バッテリーが充電され、最大充電量が 80% に制限されます。 システム トレイのバッテリー アイコンの上にハート アイコンが表示され、スマート充電がアクティブ化されています。

ずっと充電してるのを検知して、自動で 80% に制限してくれるようです
これだけでも十分なのかもしれませんが、 Pro4 もこの機能はサポートしていたらしいのですが、 80% で止まっていたところやハートアイコンに見覚えがないので、そこまで積極的に使ってくれないのかも